肺転移か?

2024年2月6日(火)

土曜日から昨日まで、夜眠れない。考えることを止められない。

若い頃、眠れないことが多く、かと言ってアルコールは全然だめで、たどり着いたのがタバコ。タバコで思考を遮断する。そういう作用があるのかどうかは今もってしても知らないけど、少なくとも私にはその作用がある。それは今も変わらない。

喫煙は体に悪い。それは、学生の時から、公衆衛生だけでなく、他の授業でも何度も何度も言われてきた言葉であり、それは真実。

臨床医になってからも、自分が担当する患者でも、タバコがいろいろな合併症を起こしており、また、治療効果を下げているのが現実。でも、やめることはなかった。

しかし、今回は別。全く別だ。タバコは止める!そう決めた。

だから、確認するために、もう一度自分の肺を見てみよう。

今回は肺の画像から確認。

変なところはないか、ゆっくり画像を流す。

!!!???!!!!

何だ?これは?

肺の血管の近くに結節がある。大きな血管から少し離れていはいるけど、血管では….ない。結節だ。

転移… あるいは原発性……か

直後、無思考の時間が過ぎたのをあとで認識する。

なんてこった。やはり、これは転移か?

いずれにしろ、これは手術治療の対象だ。

午後三時過ぎに、主治医が直接話しに来てくれた。

「先生、実は肺にも結節があるみたいです。」と。

「やはりそうだよね。」

不思議にも、他人事みたいに落ち着いている自分を自覚。

さっき、瞬間的に『ダブルで手術治療』を決めていたからだろう。

それでも、余命云々というところではなかろう。

仕方ない。なんとかするしかない。

それよりも、タバコだ。止める!

その対策も考えている。

主治医に不眠を訴え、睡眠導入剤を処方してもらうことにした。

それは、朝車の中で考えてきたこと。

問題は、また、妻にはどう話そうか?

この際、正直にすべて話すことに自分自身異論はないが、伝え方だ。

結局、「タバコを止める」ことを条件に許して貰うしかないか。

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