2024年2月4日(日)
昨日はよく眠れませんでした。ふっと意識がなくなることはあるのに、目が覚める。その繰り返しです。
手術を受ける。その為に準備をする。もし転移があれば手術をしない方針も有り得る。
人はいつか死ぬ。必ず。
ここまで生きて来れたのが、ラッキーだったのかもしれない。そうならば、運命を素直に受ける覚悟も、自分にはあったはず。
脳梗塞や体が動かなくなる病気でなくて、むしろ良かったかも。いや、それにしても、油断はできない。これから、そういう介護が必要な病気にならない保証はない。神様(あまり信じてはいないけど)と、『癌になったら、他の病気は免除』という自分にある意味都合の良い勝手な取引をしているわけではない。
とにかく、手術。
子供達には何と伝えよう。手術をした後でもいいかな。そのタイミングは図らないといけない。手術をいつまでも隠すことはできない。特に、近くに住む長女には無理。
お金はどうしよう? 少しだけ、退職金の残りはあるはず。
保険適用内の治療ならば、高額医療補助制度を使わせてもらえるか?
あっ、そうやった。手術受けるんやったら、この前契約した次の病院への就職は無理やろ。
連絡せんといかんな。
とりあえず、できることからやっていく。まずは、その病院の連絡係の事務の方にメールを送信し、事情と白紙に戻してもらう意思を伝達。
悪性だとして(ほぼほぼそうだろう)、転移はどうなんだろう?
明日、全身の検索を画像検査でやってもらおう。元々何の症状も無いから、極端に手遅れの転移はない確率が高い。根拠は薄いが、その自信はある。
しかし、今転移を認めなくても、将来、数ヶ月後、数年後に転移が来る可能性はある。しかし、それは未来のことで、今は考える余地はない。
とにかく大腸(直腸)を切除する手術が優先事項だ。
タバコは止める。喫煙は手術後の合併症を引き起こしやすくなる。
色々考える。
そして、気づく。
3月16日(ほぼ1ヶ月先)に検査していたら、さらに問題が大きくなっていたかもしれない。
その意味では、検査を早めたのは不幸中の幸い。というほどでもないか。
何回も自覚する。
そもそも、いつ死んでも俺は構わない。そう思って生きてきた。若い頃、学生の時から。
でも、だとしても、その前にやるべきことは沢山ある。
とにかく、手術を受ける準備。そして、それに付随する懸案事項のリストアップ。もしも手遅れだと判明した場合も想定。それでも、2ヶ月あれば、何とかなるだろう。
余命日記。
そこで、思い出した。以前観た映画で、『僕の妻と結婚してくだい』というのがあった。
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