排便機能低下と疼痛

2024年3月1日(金)〜2024年3月3日(日)

手術後予想していたのは、疼痛と尿閉と排便。

過去に自分と同じ手術を受けた患者さんを担当した時に、手術後問題となったのは、硬膜外麻酔では疼痛はゼロにはなりにくいということ。もし、痛みゼロを目指せば、何かしらの副作用が見られるだろうということ。それが、尿閉と嘔気(嘔吐)。排便機能低下は、麻酔薬の副作用でもあるが、腸管の手術であるからかなりの確率で起こる。

痛みと副作用とのバランスがいつも悩みの種であった。

それを自分自身で体験すると、とにかく、疼痛管理優先が重要だということを身をもって知った。たとえ、数日尿を出すためのカテーテルを使ったとしても、痛みを取り除くことが大切。

手術後2日目に、硬膜外麻酔をオフにしてもらった。5時間後には、「もう死んでもいい」とまじに考えてしまうくらいの痛みになった。それで、再開してもらうことに。

やはり、この手術に硬膜外麻酔は有用なのだ。

金曜日に硬膜外麻酔をオフし、土曜日には点滴もオフ。

尿閉はすぐに改善する。お腹は咳をしたり動いたりすれば、多少は痛いが想定内。

あとは排便か。ずっと下剤を使ってきたから、その反動がきているのかもしれない。

それが今の最大の懸念事項。

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