大腸カメラ検査の日〜その2

2024年2月3日(土)

検査が終わって、まだスッキリはしていない頭で、考えていました。

「家に帰って、何と言おうか」

鎮静剤を使っているので、検査用に着替えた病衣のまま、リクライニングのベッドにしばらく休みました。

「人間はいつかは死ぬ。」

交通事故で、急に亡くなる人もいます。手術がうまくいっても、退院できぬまま亡くなることもあります。

それを40年近く見てきました。もし、悪性だった場合、自分もそのコースかもしれない。

直腸にできた腫瘍は、悪性のことが多い。十中八九、悪性です。ほんとに小さなポリープだと、たとえ悪性の細胞があったとしても、完治可能です。

もう大丈夫だと判断されて着替えて、急遽主治医となったドクターに説明を受けました。

「おそらく癌です…」

そうだよね。

すでに退職することになっていたので、手術は知り合いの外科医が勤務する病院でやってもらう意思を伝えると、病理検査の結果が出るまでに5日ほどかかると。土日を挟んでいましたから。

「多分、いや間違いなく癌やな…」

「なんて言おうか」

そればかりが頭を回ります。

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